目次
スタンディングスティルとは
stand still「じっと立っている」
これが正解かも
自転車乗りの憧れ「スタンディングスティル(以降はスタンディング)」
道路上でピタッと止まっててカッコイイと耳にします。※
カッコイイだけでなく
安全に「走る」「曲がる」「止まる」ために必要な技です✨
※車の多く走る公道では危険です。
やらない方が格好いいですね😄
スタンディングの技は「すべて正解」
私は昨年の4月から自転車に乗り、5月からスタンディングの練習スタート。
7ヶ月目でやっと芽が出始めました。
「成せば成る」です。
ですが言うのは簡単。
動画を穴が開くほど観たのですが、情報が多くて困惑しました。
ある人は
- 「下ハンもて。」
- 「足は左右できないとならない」
またある人は
- 「壁当てろ!」
- 「壁は当てるな!」
- 「頭は一個分後ろ」
もう何がなんやら爆発しそうでした!
スタンディングに光が差してきた現在言えることは
動画の説明「全て正解です。」
「は?どないやねん!!」
と言われるのはごもっともです。
少しずつスタンディングの理解が進むにつれて、
こういう意味だったのか!!と
全てが一致し始めます。
スタンディングは同じ、動画が千差万別
ただ、動画で伝える内容は「できてる人」ばかりで
「違う」という意見が飛び交ってます。
でもこれは「違う」のではなく
その人にとって「やり方が違う」だけ。
スタンディング自体は一緒です!
このブログでは何をしたら短期間で完成に近づけるか
4つの動画をメインに説明して行きます。
スタンディングスティルを始める前の3つの注意点
3つの注意点
- 地面は芝生か硬い土の上
- 靴はスニーカー
- 調子の悪い時は潔く止める。
靴は慣れが必要だとビンディングシューズを履き、
地面はコンクリート。
寒さの影響か少し調子が悪いなぁと、
止めておくべきでしたが後の祭り。
シューズを外すタイミング悪く転倒。
右中足骨基部骨折と診断されました。
ほぼ仕上がったと慢心していたのが悪かったのでしょう。
怪我をしては元も子もありません。
好きな自転車に乗れないほど勿体無いですもんね💦
スタンディングスティルに必要な軸足
サッカーなら「蹴らない側の足」
スノーボードなら「前側の足」
が軸足です。
どちらの足かわからない方は説明します。
1番簡単に軸足を知る方法
軸足を知る方法
- 相手に背中を押してもらう
- 自然に出た足が軸足です。
私は右足が前に出るので、基本型は
「右足前、右曲げ」
で行ってます。
スタンディングスティルが上手くなる反則技3つ
成功のための反則技
- 空気圧を2気圧まで下げる。
- サドルを0.5~1cm下げる
- ドロップハンドルを上向きにする。
これはシクロクロスの基本をスタンディングに取り入れました。
タイヤの空気圧を下げることで接地面を増やし、
サドルを下げること、ドロップハンドルを上げることで、前方荷重から後方荷重へ
移しやすくするためです。
抵抗があるかもしれません。
しかしスタンディングができれば
元のスタイルに戻しても、スタンディングはできるからです。
観るべきスタンディングスティル動画3点の分解と解説
観るべき動画を3点
1.やまめの学校@赤坂 講師:堂城賢
2.けんたさん「スタンディングが出来るようになるための3つのポイント」
3.Stradista 「スタンディングの理論と練習方法を解説します」
この動画を選んだ3つの理由
チェックリスト
- スタンディングしたい気持ち、達成目的
- 体系化されたメソッド
- 潜在意識の活用
スタンディングを完成させたい気持ちや目的は
意識という情報となり潜在意識に記録されます。
潜在意識はコントロールすることはできないですが、
潜在意識が作用するのは五感です。
五感をフルに発揮できれば
「成せば成ります!!」
1.やまめの学校@赤坂 講師:堂城賢
16:49 座りスタンディング
17:55 重心位置は車輪と車輪の間
MTBの基本をロードバイクに当てはめ、かつ日本人の体型
を含めて理論を説明。
乗り方に各人いろいろ考えがあるので、ここでは述べません。
ポイント
軽くスタンディングをこなされるので脅威です😲
2.けんたさんは3点の解説
2:26 ペダルは水平
2:24 ハンドルを右に曲げるなら右足は前のほうが僕はやりやすい
2:53 頭を気持ち後ろに下げると重心が動きます。
チェックリスト
- 「1番単純明快で分かりやすい」
- 「頭を気持ち後ろに下げる」
「頭を気持ち後ろに下げる」で反省。
後方に頭を1個分後ろにずっと持っていくと思っていた💦
ポイント
3.ストラディスタ りょうすけ氏の解説
3:35 ハンドルを左右どちらかに曲げる。
4:25 前足も後ろ足も同じ高さ。
6:47 自転車を後ろに進ませる方法。
10:21 揺れ続ける
チェックリスト
- 後ろに進ませる練習は高度。後方に前方に体重を移すイメージ。
ポイント
【動画解説】スタンディングスティルで頭に入れておくこと3点
簡単な流れ
- 右か左かやりやすい方を決める。
- クランクを水平にする。
- ゆらゆらと前後に揺れ続ける。
(かかとの上げ下げで微妙な重心を探れる。)
ポイント
しつこいようですが静止ではなく「揺れ続けること」✨
【気になる!?】他のスタンディングスティル動画で出てくる4つの技を解説
チェックリスト
- 壁あて
- 下ハンをもつ
- ブレーキをかける
- 右足、左足側も両方できないとならない。
この4つについて1つずつ解説
❶壁あては「ゆらゆら揺れ続ける」ことを前提に
自転車の中心を知るのに必要。
❷重心を後方に持っていくことが重要。上級テク。
スタンディングができてからの技。
❸急制動が掛かるブレーキには注意が必要。
あまりに急に止まるとバランスを崩してしまう。
無理して使わなくても良い
❹「上級テク」スタンディングができてから練習する。
スタンディングスティルのまとめ
「揺れ続ける」をしつこく書きましたが、
最初の半年間は「静止」することばかり頭にありました。
キレイな女性陣が流す動画にも「静止」スタンディングがあったので
静止できるものだと思ってました。
しかしあれは軽い上り坂に乗っていて
後方に重心を移す必要がなく
揺らし続ける必要がありません。
(前足抜重を繰り返すだけでできます。)
平面でスタンディングするなら、
「揺らし続ける」
腑に落ちたら早かったです。
自転車経験の長い方なら2〜3時間で完成も可能かもしれません。
読んでいただきありがとうございます。
お役に立てたら嬉しいです!!